2010年07月03日

第16回「夜行軍」開催報告

 空模様が心配されましたが、6月5日から6日にかけて2年ぶりに−父と子の夕焼けハイク−「夜行軍」が予定通り開催されました。
 スタッフは朝10時過ぎに現地に到着。早朝の天気予報によると、関東全域で夕方頃局地的に雨または雷雨ということで、気をもんでの準備開始でした。キャンプ場のご主人も、「雲の様子を見ると午後は来そうですね。降り出すとスコールのように降りますよ。」とのこと。最悪の場合スタートを遅らせて、山には登らず、樹海の中のハイキングコースを歩くコース変更も考えました。午後になると参加者のご家族が続々とキャンプ場に到着。みなさんの明るい表情に期待感がひしひしと伝わってきます。開会式が近づく頃には、青白く晴れて雲がもくもくと湧き出ていた空から、曇りベースで落ち着いた空模様に。最終的にキャンプ場のご主人とネットで天気予報をチェツク。夕方振っても1ミリ以下ということで予定通りGOすることに。
  
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スタート前の準備体操

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いざスタート!
           
 2時30分。予定より15分遅れでスタート。キャンプ場のすぐ脇が足和田山へのハイキングロード。早速急な上りが待っています。ワクワク気分もそこそこに滑りやすい坂をゆっくりと進んで行きます。上っては休み、休んでは上り‥。おそらく家族ではめったに歩かないようなハイキングコースだったかもしれません。参加した子供たちは低学年の子供たちが多く、滑って転んでしまう子や、少し不安になって泣き出す子もいましたが、1時間もするとペースがつかめてきて、むしろ子供たちの方が元気印。登頂手前の急登でポツポツと木々の葉っぱにあたる雨の音が‥。林の中なのでほとんど濡れませんが、とりあえずカッパを着て最後のひと上り。

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スタート直後の余裕な表情

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いきなりの急上り
  
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まだまだ続く上り坂

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高度を上げてくると眼下に西湖が

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雨が降ってきたのでカッパを着て歩く

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足和田山(五湖台)到着!

 足和田山山頂に着くと雨はあがっていましたが、ガスが沸いて残念ながら富士山の姿は見えません。それでも登頂の達成感の中、家族思い思いに会話しながら少し早い夕食につきました。足和田山から三湖台方面へはさっきまでの過酷な上りとは裏腹に、歩きやすい尾根道。会話もはずむ中、道中では“子供たちだけで歩く区間”“ひと家族ごとに歩く区間”が設けられ夕暮れせまる静かな山道に楽しげな声が響きました。

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少し早い夕食をとる

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ガスのかかった足和田山山頂     

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三湖台への尾根道、元気な子供たち

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三湖台から西湖を望む     

 7時過ぎ、そろそろ暗くなりかけたころ、広い台地状の三湖台に到着。ここではほど近い紅葉台の駐車場まで車で移動してきたお母さん方と合流しました。再会を果たし、辺りが暗くなった頃、お母さんたちと別れて紅葉台、青木が原樹海方面へ歩を進めました。紅葉台を過ぎてからは急な下りが続きます。子供たちは頭にヘッドライトを着けて慎重に下りました。
 普通なら暗闇の中、空気までシーンと静まり返った樹海のはずですが、なぜか近づくにつれて賑やかな声が聞こえてきました。なんと樹海の中の休憩ポイントの「竜宮洞穴」で大勢の中学生がグループごとに肝試しを行っていたのです。少しの恐怖心と期待感は少々薄れましたが、ホッとしたのは先回りしてみんなを迎える警備スタッフの方々だったかもしれません。

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 三湖台で記念のスタンプ
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竜宮洞穴でのスタンプ                    竜宮洞穴入り口にて 

 樹海の中を20分くらい歩き、西湖畔の民宿村に出て、1時間以上湖畔の道をキャンプ場へ向います。厳しい上り下りを経て疲れの出てくる後半で、しかも平坦な道を歩くのは、かえって疲れが出てだれてしまうことがあります。そこでこの区間ではクイズを出題してみんなで考えながら歩きました。―子供クイズ(3、4年生)「富士山は2つの県にまたがっています。何県と何県でしょうか?」―みんなで考えるクイズ「いつもお昼まで寝過ごしてしまう鳥は?」―などのクイズでした。みなさんおわかりでしょうか?
 最後の休憩ポイント「湖畔の浜」を出て1列縦隊を守り、いざゴールへ!キャンプ場ではお母さん方が花火(手持ちですが)で出迎えてくれました。リタイアする人もなく、元気にみんなでゴール!到着時間は予定より10分遅れの10時40分でした。
 到着後はお母さん方の手料理を満喫しました。子供たちは、料理をほうばりながらお母さんへのみやげ話に盛り上がっていたようです。夜が更けるとかなり涼しくなり、酒盛りのお父さん、スタッフも深夜1時頃には部屋に戻り就寝しました。

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 朝は火熾し係りのお父さん方は7時前には起床して火熾し。朝のメニューはご飯とトン汁。食後には子供たちのためにマシュマロ焼き。いくつもいくつもほおばる子がいました。それにしても子供たちは元気です。昨晩の疲れはどこえやら!早朝からキャンプ場の中を走り回ったり、湖畔で遊んだり!片付けを終えて10時半に閉会式。最後に「村人の会」村長の津田さんから―1年生の子供たちも多い中、すごい山道をしかも夜歩くなど、学校や家族単位ではけっしてできない体験なので、是非たくさんの方々に知って頂き、参加してほしい。― とあいさつ頂いきました。

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 今年も警備スタッフをはじめ、たくさんの方々にバックアップ頂き16回目の「夜行軍」を終えることができました。隔年開催ですので次回は違うコースで、またみなさんに手ごたえを持って頂けるような会にしていきたいと思います。お疲れ様でした。そしてありがとうございました。

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posted by 山本村雄二郎 at 12:13| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2010年05月12日

2010年度「夜行軍」コース下見に行ってきました

 今年(2010年)は夜行軍開催年。今年のコースは7年ぶりに富士五湖のひとつ西湖湖畔の山々を巡るコース。6月5日〜6日の開催に向けて、早速4月25日、5月8日の両日、コース下見に行ってきました。両日とも晴天に恵まれ、気持ちのいハイキングとなりました。25日の下見にはあすなろ講師3人と、お子さんがあすなろに在籍しているお父さん、同じくお父さんと息子さんが参加しました。
 ベースとなるキャンプ場は西湖の南側に位置する「浜の家キャンプ場」。名前の通り、キャンプ場の前には西湖の浜が広がり、ボートでの釣りなどが楽しめます。バンガローが主の広いキャンプ場で、当日は貸し切りの予定です。 

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                        浜の家キャンプ場 

 コースはキャンプ場の真横のハイキングコースを足和田山めがけて登り、登りきってからは尾根づたいに下って、西湖畔に出てキャンプ場に戻るコース。
 足和田山への上りは約1時間20分くらい。初っぱなからかなりの登りで息があがりますが、時々平坦になり息をつける箇所もいくつかあります。とは言え後半はかなりの登り。ここは最初で最後の難所ですのでゆっくり休み休み行くしかありません。高度が上がるにつれて、下の西湖が芽吹きの木々の間から見え、気持ちが和みます。反対側の河口湖も見え、向かいの御坂山塊も屏風のように目前に迫ってきます。

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                新緑の間から差し込む日差しが気持ちいい

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                        眼下に西湖を望む

最後の急坂をひと登りで足和田山山頂。標高は1355m。山頂に出るとまずは“どかーん!”と富士山がお出迎え。圧巻です。足和田山は五湖台ともいわれ、5つの湖が見えるということですが、実際は河口湖しか見えません。でも小高い東屋があり富士山と周辺の眺めは最高です。当日はここで軽い夕食をとる予定です。

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                    足和田山山頂からの富士山

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                   落葉松の芽吹きがきれいな山頂

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                     東屋の上から望む富士山

足和田山からは尾根づたいの緩やかな下り。このコースは日本で最も古く整備されたハイキングコースで、広く歩きやすい道です。進むにつれて右手に木々の間から西湖が見え隠れします。さっきまでの登りはなんだったのか?というくらいのんびりと歩ける道です。

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次のポイント三湖台へは約50分くらい。小高い登りを最後に、台地状になった三湖台にたどり着きます。ここの眺望はすばらしいの一言です。360度見渡せ、なんといっても目前に広がる富士山はすごいです。

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                      西湖、精進湖と樹海

南側は富士山と青木が原の樹海。西は樹海の間に西湖、精進湖、本栖湖。北東は御坂の山々‥。おそらく当日は夕方7時くらいに到着するので、夕闇の中、これらの風景が目に映るのではないかと思います。

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                          御坂の山々

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                      大室山と青木が原樹海

三湖台を後に、更にゆっくり下り、途中レストハウスのあるところを横切り標高1164mの紅葉台へ向かいます。名前の通り、秋は富士山を廻る紅葉がすばらしい小広い広場です。

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                      紅葉台からの富士山  
 
紅葉台を過ぎると高度を一気に下げ、青木が原の樹海に向かいます。針葉樹や白樺林の中をおよそ30分くらい歩きます。このあたりは夜8時から9時くらいの間と思われるので当然真っ暗闇の中、文字通り「夜行軍」となります。樹海を出ると西湖の民宿村にたどり着き、西湖畔を1時間くらい歩き、キャンプ場到着です。

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                    樹海の中のハイキングコース

今年のコースは富士山の眺望に恵まれた、爽やかな高原ハイクです。足和田山への登りは少々大変ですが、それもすばらしい眺めを得るためのプロローグ。むしろ達成感が大きく、歩きがいのあるコースだと思います。ナイトハイクは学校や団体でまれに行われるようですが、あすなろの夜行軍は父子で歩き、お母さんがキャンプ場で炊き出しをして待つ、ファミリー参加の会です。初夏の夕べ、是非ご家族でほっとできる時間を過ごして頂ければと思います。皆様の参加お待ちしています!

                        ☆参加募集要綱

<日 時>    平成22年6月5日(土) PM1:00 〜 6月6日(日)PM12:00

<参加対象>  小学1年生以上の子供。いっしょに歩行するお父さん、またはそれに代わる         人。炊き出しをして下さるお母さん。

<参加費>   1家族(子供・父・母)13,000円 
           *子供2人以上の場合は1人につき2,000円加算     
           *キャンプ場に宿泊する幼児は1人につき1,000円

<申し込み>  申し込み書に記入の上、参加費を添えてお申し込み下さい。
  
<申し込み締め切り> 5月26日(水)
               *キャンセルについては6月1日火)まで受け付けます。それ以降のキ            ャンセルおよび参加費の返金はできませんのでご了承下さい。

<説明会>   5月23日(日)PM5:30〜6:30 宮前平芸術村ホール 

<コース・スケジュール>
    6/5(土) PM 1:00 西湖畔浜の家キャンプ場集合・受付・開会式
              2:30 浜の家キャンプ場スタート→足和田山→三湖台→紅葉台→
                   竜宮洞穴→青木ヶ原樹海→西湖民宿村→
             10:30 浜の家キャンプ場ゴール・夜食
             11:45 就寝
    6/6(日) AM 7:30 起床・朝食準備・朝食
             11:30 閉会式
          PM12:00 解散
  
         *コース歩行の時間には休憩、夕食等の時間が含まれます。
         *コース、スケジュールおよび内容については若干変更する場合があります。
         *天候不順の場合はコースの変更、または中止の場合があります。
         *持ち物等詳細につきましては別紙にて確認下さい。

<お問い合わせ>
    NPO法人芸術村あすなろ 川崎市多摩区中野島5−3−5 (担当)山本 雄
                TEL.044-933-8724 FAX.044-933-8107

 
posted by 山本村雄二郎 at 13:27| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする